いらいらや落ち込みやすさは性格でない?!

腸の基本

今日は、なんだか気分がすぐれない、仕事に身が入らないなというときはございませんか。
以前の私は、1週間のうち6日間気分が落ち込んでいました。ほぼ、毎日です・・・笑
そんな私が今日お伝えすることを聞いて、非常に気分が楽になったのです。なぜなら、落ち込みやすいのは、自分の性格ではなく腸が原因だったから。それを皆様に公開します。
そして、私も気分がすぐれないときに行っている解決法も書かせていただきます。

くよくよイライラしている時は、腸が不調のサイン?!

前回の記事で、消化や排泄だけでない腸の秘密をお伝えしました!その中でセロトニンが出てきましたが、気分はこのセロトニンと大きく関わっています。

セロトニンは、小腸の回腸という部分で全身にある90%以上のセロトニンを生成していると言われています。小腸でセロトニンがきちんと生成・分泌されている時は、自律神経を介して、脳のセロトニンが分泌されています。それによって気分が保たれています。脳にあるセロトニンは2%程度と言われていますが、私たちの気分や感情において、腸のセロトニンも脳のセロトニンも非常に重要な働きをしています。

そして、セロトニンは実は全身の様々な場所に存在します。更に、腸で作られるセロトニンは脳に届けられることはありません。ただ両方のセロトニンの原料は、必須アミノ酸のトリプトファンであり、小腸で吸収され、それぞれの場所でセロトニンを作る必要があります。
以上のことをまとめると、小腸の血流や代謝が良くないと、腸のセロトニンは、生成されず、セロトニンの原料であるトリプトファンは吸収できにくいため、脳のセロトニンも生成できなくなります。

有能なセロトニンの役割とは?

①身体を起こしてくれる体内時計


セロトニンは、血圧や心拍数を上昇させ、体温調節をしてくれる効果があります。寝ている時はメラトニンが分泌され、起きるとセロトニンが分泌されます。光情報が入ると、セロトニン神経が働きはじめ、脳と体を覚醒させます。なので、朝起きた時に日光を浴びることがセロトニンを活性させるポイントです。

②感情の浮き沈みを抑え、気分調節をする
何らかのストレスに接した時の不快な状態や興奮した状態などに対して働き、過度の興奮状態に陥ることを抑えてくれるのです。セロトニンが欠乏すると「キレる」状態を作りだすと考えられています。そして、不安やイライラを抑え、また、感情が暴走するのにブレーキをかけてくれ、バランスの良い安定した精神状態に保っています。

③依存をコントロールする
ドーパミンの過度の衝撃的な欲求を抑えてくれるため、食欲や性欲などもコントロールしてくれます。なので、食べ過ぎやアルコールやギャンブルなどの依存を抑制することもわかっています。

④痛みのコントロール
セロトニンは痛みを感じにくくする働きがあります。セロトニンが欠乏すると、片頭痛などが起きやすくなります。

⑤運動機能のサポート
セロトニンは運動機能に関与し、噛むこと、呼吸、歩行と言った反復運動をスムーズに行うために働いています。

「のび呼吸」を意識しましょう!

セロトニンには、気分だけでなく、私たちの身体や生活にとって良い効果がたくさんあります!そんなセロトニンを効果的に作り、分泌することで健康な身体を手に入れましょう!
そして、気分がすぐれないときも、この呼吸がおススメです!

私のおススメの方法は、この呼吸に慣れてきたら、脳のスイッチをオフするためにも、目を閉じて行うことです。

①足を肩幅に広げます。

②両手を上げていきます。
その時に、鼻から5秒で息を吸っていきましょう。

③両手を広げ、胸郭を広げ、お腹と胸に息をいっぱい吸い込むイメージです。
④口から息を10秒で吐きながら、身体を丸めてきます。

⑤その時にお腹をへこませるイメージで行ってください。
なるべく、手は遠くを通るように背中を伸ばしながら行うのがポイントです。

⑥膝の上に手を置いて終わりです。

この呼吸を最低5回は行いましょう。

セロトニンが分泌されるためには、規則的な運動を繰り返すことが必要だからです。

皆様もこの呼吸で一緒にセロトニンをドバドバ出しましょう。
毎日穏やかな気分で過ごせ、健康な腸、身体を維持できることを祈っています。

小野 咲

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2007年から小児緊急病棟で看護師として勤務後、便秘外来のある小林メディカルクリニックで勤務。ここで恩師の小林暁子医学博士と出会う。2012年に「美腸エステ...

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